建築観光デザイン研究室

Tourism Architectural Design Laboratory

建築を観光の視点からデザインする研究室です。

 「観光領域」と「建築設計領域」を横断し、工業大学における理工学的研究領域を拡張し、さらなる学際的研究領域の研究を目標とします。  観光立国を目指す現在の日本において、建築設計?都市計画を実践する際、様々な場面で観光的視点が不可欠になります。そのため、国内外の近代?現代の建築?都市計画の事例を重点的に観光的側面から分析し、それらの観光資産としての価値を見出すだけでなく、観光に寄与するための必要な計画?設計論、活用法(まちづかいなど) などの研究し、教育の実践をします。  また、観光という側面から建築?都市を概観することは、分野横断的な思考を養うだけでなく、常にソトからの視点で建築?都市を客観視し、つなげる機会にもなります。  さらに、観光という学際的研究領域を建築設計領域に掛け合わせることで、建築設計をハードや敷地内だけの問題として捉えるのではなく、観光立国を目指す日本という社会背景の中での建築の可能性を広げます。この取り組みは従来の建築設計領域を拡張するだけでなく、文理融合研究領域、また学際的研究領域からの建築設計領域へ導く取り組みとなります。

システム理工学部 環境システム学科 / 理工学研究科 修士課程建築学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
建築観光デザイン研究室
担当教員 山嵜 一也
キーワード
建築設計、景観保全、観光まちづくり、メディア、スポーツ、スタジアム、オリンピック、ロンドン、観光、まちづくり、都市デザイン、都市計画、建築計画
研究室の場所
大宮キャンパス 5号館4F 5425-1

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 質の高い教育をみんなに

学べる分野

  • 建築計画
  • 建築設計
  • 都市計画

社会のために

観光と建築設計を横断的に捉える視点は、観光立国を目指す日本の社会にとって重要です。建築や都市を観光的観点から分析し、その価値や活用方法を見出すことで、地域の魅力向上やまちの使い方の提案につながります。また、観光という外部の視点を取り入れることは、建築を客観的に理解し、分野を越えた新しい発想を育てるきっかけになります。観光と建築を結びつける学際的な研究と教育を通じて、建築設計の可能性を社会に広げ、より豊かな未来づくりに貢献していきます。

研究テーマ

  • 【観光的視点による建築?都市の価値分析】国内外の建築?都市計画の事例を観光の視点から分析し、建築や都市空間が持つ観光資産としての価値を見出す研究を行う。
  • 【観光に寄与する計画?設計論と活用方法の構築】観光立国を目指す社会において、建築?都市が観光に貢献するための計画?設計論や、まちづかいを含む活用方法を研究し、教育実践へと展開する。
  • 【観光×建築設計による学際的領域の創出】観光という学際的領域を建築設計に掛け合わせ、建築をハードや敷地内に限定せず、社会背景と結びつけて新たな可能性を拡張する学際的研究を推進する。

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